紫外線のお話♪ その4(最終回)
2024/07/17
こんにちは。美肌、美髪にとって怖~い紫外線の特集4回目(最終回)です。今回は紫外線の予防対策をお話します♪ 紫外線のお話♪ その4(最終回)
~紫外線の予防対策~紫外線を予防するには、
もちろん紫外線に当たらないことが一番です。しかし、生活をする上で全ての紫外線を避けることは
不可能といえるでしょう。 食事やサプリメント等でビタミンCを摂取し、
紫外線に当たった後の対策をすると同時に
日焼け止め化粧品や日傘、帽子等を活用して、
根本的に肌に紫外線が当たらないようにする対策を
とることが大切です。また、室内にいてもガラス越しに紫外線は通過します。
先程も述べましたが、
ガラス越しの対策には下記が有効です。※ブラインドやレースカーテンをする。
これだけで劇的に紫外線をカットできます。※窓ガラスを紫外線カット機能のあるものにする。※UVカットフィルムを貼る。
ホームセンターなどで販売されています。※机やテーブル、ソファーなどを窓から離れた位置にする。紫外線照射に対する防御として、
人間の体は茶色の色素のメラニンを分泌し、
日焼けすることにより、紫外線の平均レベル
(人種により異なる)を下げようとします。この色素は紫外線の侵入を阻害し、
より深い部分の皮膚組織へのダメージを減らします。日焼け止め化粧品…日焼け止め化粧品には、UV-Aを吸収してしまう
A波吸収剤のt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンや
B波吸収剤のメトキシケイヒ酸オクチル等を使った
ものがあります。 これは、紫外線のエネルギーを吸収して熱に化学変化
させて放出するものです。 また、酸化亜鉛や酸化チタンといった金属の微粒子化合物
の粉末を肌に塗ることによって、紫外線を肌の上で散乱
・反射させるタイプもあります。その他に日焼け止め化粧品の耐水性や皮脂対策、
乾燥やつっぱり感などの使用感の向上を計るために
スキンケア成分や美白成分などが使われています。 日焼け止めは、 これらの特性を単独でもしくは組み合わせて紫外線を
カットし、肌を紫外線から守っているのです。また、市販の日焼け止めローション、クリームも
紫外線の侵入を防ぎます。これらの製品では、「SPF値」「PA」と呼ばれる紫外線防御効果が
記載されています。日焼け止めのメカニズム…日焼け止め化粧品を購入する時に、SPFとかPA
という言葉を目にするのではないでしょうか?これらは、いずれも紫外線防止効果の指標です。SPFとは…SPF値はSun Protection Factorの略で
主に日焼けの原因であるUVBの遮断率を表しています。SPF25の場合は、無対策の場合と比較して
紫外線が1/25になり、SPF100は1/100になる。数値が高いほど、効果が高いとみなされる。ただし、塗布量や化粧くずれ等で効果が低下する。SPFの後に記載されている数字「1」に対して、
時間で換算すると「20分」とされています。ちなみに…SPFというのは酸化チタンという成分が含まれていて
SPF50のような数値の高いものを使うと酸化チタンに
反応して肌荒れを起こす場合があるので注意が必要です。日中の間に汗や皮脂で落ちてしまうことを考えると数値の
低いものをこまめに塗りなおすほうが実は効果的なんです!!日常使用するものであれば、SPF15~20のもので十分です。
PAとは…PAはProtection of UVAの略で、
UVAの遮断に対する効果を表しています。PAは+(効果がある)、++(かなり効果がある)、
+++(非常に効果がある)の3段階で表記されます。 PAがSPFと異なり、数値で表記されないのは、
UVAのブロック率を評価する良い分析法が
存在しないためです。なお、日常生活で浴びる紫外線はSPF15やPA+で十分です。
さて、ブログで紫外線のお話を4回、
書かせていただきました。参考になったでしょうか?紫外線の予備知識をしっかり付けて、
予防とアフターケアを忘れずに
楽しい夏をお過ごし下さいネ(^^)v